パラクレイト リリーサブルベスト共通 脱落システムの概略

 
 
このコラムでは、パラクレイトのリリーサブルベスト(RMVベスト、インターセプターなど)に搭載されている脱落システムについて解説します。

 パラクレイトのリリースシステムは、両肩と背部に内蔵されているDリングにウェビングのループを通し、これをケーブルで止める方式です。ケーブルを抜けば、一瞬で両肩と両脇腹が分解します。

 各部の詳細については、組み立てる際にも参考になるよう、順に説明して行きます。


            写真が多いので、全部表示されるまでお待ち下さい。


今回のモデルはRMV019-05ベスト。



1.リリースハンドルについて

 ベスト前面の脇の部分に装着されます。両面タイプのベルクロで、ベストに固定します。利き腕と反対側につけるのがよろしいかと。




2.肩の接続

 前述のリリースハンドルからは3本のケーブルが伸びています。この内、
 ・一番短いケーブル → リリースハンドルに近い方の肩の接続
 ・中くらいのケーブル → リリースハンドルから遠い方の肩の接続
 ・一番長いケーブル → リリースハンドルがある側の肩の中を通して、背部の接続

 というように使います。

 肩部分の接続ですが、以下の写真のように、Dリングに通したウェビングにケーブルを通して固定します。ケーブルは通るだけ通して、余ったら肩カバーと一緒にベスト内部に入れましょう。

 尚、写真では確認しやすいように接続部を表裏逆にしています。実際には、ケーブルはDリングの下側を通ります。




3.一番長いケーブルの処遇について

 リリースハンドルがある側の肩を通して、背中までつなげます。肩ストラップは袋状になっていますので、ここに通しましょう。




4.背部のパネルを開ける

 ベストをひっくり返して、背部のバックパネルを開けます。ベストによって多少形状が違いますので、ここら辺は現場の判断でお願いします。




5.背部の接続

 背面まで通したケーブルを使い、肩を接続したようにDリングとウェビングの固定をしていきます。余ったケーブルは、ベスト内側に入れておきましょう。





 上から一、三、五番目のウェビングは、Dリング二つに通してからケーブルで固定します。




 全部組み終わったら、パネルを閉じて完成です。悪い人に追われている時や、道路脇に置かれた爆発物で重症を負った時には、リリースハンドルを力の限り引っ張ってください。


装備のススメに戻る